相続税に強い税理士かどうかはどうやって見抜くか

相続税に強い税理士は実績が豊富

税理士は税の専門家と言われますが、税と一口に言っても、その範囲は非常に広く、得意とする分野は税理士一人ひとりで異なります。相続税に強い税理士かどうかは、やはり相続・相続税の経験と実績が豊富かどうかでまずは判断するのが良いでしょう。

ホームページやSNSに相続や相続税のことについて十分に明記されているかどうかは当然のこととして、その他に著書があるかどうかや、メディア、セミナーなどで相続や相続税について情報を発信しているかどうも参考にしていいでしょう。

相続税に強い税理士はアフターサービスも充実

相続税の申告が終わっても相続全体で考えるとまだまだやることはあります。相続した不動産や金融資産の売却や運用、確定申告、二次相続対策、税務調査対策など上げるときりがありません。

相続・相続税に強い税理士であると謳いながら、実は相続税の申告後の対応を積極的に行っていない税理士もいますので、依頼前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

相続税に強い税理士は税務調査の対応も抜かり無

相続税の申告後、その申告内容に疑義がある場合、税務署からお尋ねが届いたり、場合によっては税務調査に入られることがあります。税理士に相続税の申告を依頼をしたわけですから、それについて税務調査を受けるのであれば、当然その税理士が対応するべきだと考える人が多いでしょう。確かにそれは間違いではないのですが、相続や相続税には強くても、税務調査は苦手という税理士は沢山います。

相続や相続税に強いかどうかだけではなく、税務調査も得意としているかどうかは事前に確認しておくと良いでしょう。