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課税所得

2022-06-062022-06-06

一言でいうと?

課税所得(かぜいしょとく)とは、所得税の場合、その対象になる個人の所得を指す用語です。

課税所得を知ろう

所得税における課税所得とは、その名の通り、所得税が課税される個人所得のことを言います。

自分が支払った経費が認められないサラリーマンの方は、自分の収入そのものが課税所得だと考えるかもしれませんが、そうではありません。

課税所得とは、原則としてその収入から交通費などの必要経費を差し引いたものである所得をベースに考えます。

まずは所得と収入の違いをおさえておきましょう。

その所得が課税対象であり、「課税所得」を指すものです。

課税所得と所得税の税率

所得税が課せられる話をしているのですから、所得税の話をしなければなりません。

所得税はそれぞれの課税所得に応じて税率が変わります。

7段階に分けられた区分のうち、自分はどこに当て嵌まるのかを考えなければなりません。

国税庁のサイトには、速算票が掲載されていますのでそれを活用して判断することもできます。

所得税は最小で5パーセント、最大で45パーセントにまでなります。

2015年から新しいレンジが用いられていますので注意が必要です。

所得税とは

所得税とは、その名の通り所得に対してかかる税金です。

確定申告は主にこの所得税に関する手続きです。 

所得には給与所得以外にも多く種類が存在します。

たとえば、利子所得、不動産所得、配当所得、退職所得などがあります。

課税対象の金額の算出には、全ての所得から、所得控除額を差し引く必要があります。

これを課税所得と言います。

控除の例としては、最近話題になることが多いふるさと納税をはじめとした寄附金控除が挙げられます。

課税所得と所得控除

給与からいくつかの控除できるものを差し引くと課税所得になります。

控除には様々な種類があり、それぞれに対象条件があるので自分が受けられるものとそうでないものがあります。

配偶者控除や医療費控除など、確定申告が身近ではない方でも、控除によって恩恵を受けているでしょう。

学生でアルバイトをしている場合に、勤労学生控除を受けていることもあるでしょう。

このように、自分が直接認識していなくても控除はあなたに働いているのです。

課税所得のよもやま話・豆知識

課税所得と確定申告

課税所得について考える場面のひとつに確定申告があります。

確定申告は、所得に関して額面が確定申告の必要のないのでしていない人もいるでしょうが、納税するのではなく還付される場合についてもできる手続きです。

その為、医療費控除などで、還付を受け取りたい場合でも課税所得を考える必要があります。

会社員で、年末調整がされて確定申告が不要だと思っていても確定申告が必要なケースもあることを留意しておきましょう。

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