e-Tax

e-Taxとは

e-Taxとは、インターネットから国税に関する届け出申告や納税手続きができるシステムの事を指します。

主な対象の税種は、所得税や贈与税、酒税等です。

インターネットでこれらの手続きが可能な事で、わざわざ国税庁や税務署に直接足を運ばなくても、自宅や事務所等にいたまま納税義務が果たせる事が利点です。

現在ではe-Tax対応の税務または会計ソフトも増えており、一連作業全てを紙面ではなく電子上で行え、以前より納税に関する作業が気軽になってきています。

e-Taxを利用するには

e-Taxを個人で利用する迄の手順は利用者識別番号を取得する、電子証明書を取得する、したい手続きが出来るソフトやコーナーを選択する、申告や申請のデータを作成や送信する、送信結果の確認をする、となっています。

納税手続きが全て電子上で行えますが、識別番号取得等一部手続きは紙面でのやり取りも可能です。

それぞれの手順に沿ってe-Taxサイトには詳しく誘導説明がされている為、利用初心者でも安心して手続きを行えます。

e-Taxを利用出来る日時とは

e-Taxは原則日本時刻の月曜日から金曜日、24時間利用が可能です。

年末年始や祝日等変則日程が組まれている場合もありますので、自分が利用したい日時に使用出来るかは、e-Taxのサイトにある「利用可能時間カレンダー」から予め確認しておく事をお勧めします。

ただし所得税をはじめとした確定申告時期になると全日24時間いつでも利用可能です。

確定申告で利用される方はいつでも期間内使用が可能ですので、窓口に直接出向けない方でも安心して納税に関する手続きを進められます。

e-Taxのマイナンバーカード方式

マイナンバーカードの普及によってe-Taxでもマイナンバーカードの活用された簡便化方式が存在します。

マイナンバーカードを用いe-Taxにログインする事で、初回は住所や氏名といった基本情報の入力が省け、それ以降のログインもマイナンバーカードだけあれば可能になります。

今までe-Taxを利用する為に取得していた識別番号等がマイナンバーカード方式では不要な為、事前に税務署長へ届け出を必須としていた作業が省けます。

既にe-Taxを使用している方でもマイナンバーカードの登録をする事でそれ以前の申告情報を確認できます。

所得税の確定申告でもe-Taxを活用できます。

確定申告書の作成等をウェブ版e-Taxまたはアプリ版の「マイナポータルAP」を活用する事で行えます。それによって得られる利点は多く存在し、例えばe-Taxでは紙面では必須だった生命保険控除の証明書等の添付が省略できます。

その他、e-Tax自体の利点である税務署の窓口に通う事なく自宅や事務所から手続きや申告を完了出来る事や、確定申告の期限内なら何度でも申告内容を修正出来る事が挙げられます。

訂正は上書きされるので、訂正した事実を申請する必要もありません。