会社設立を税理士に依頼するメリットとは
2021-12-262022-09-26
一言でいうと?
会社のお金事情に詳しい税理士がいることで、企業時から資金繰りや節税に強い会社設立・起業を実現してくれます。
目次
自分で会社設立・起業は可能か
「会社を設立する」と言うと難しい事のようですが、現在の日本では会社をつくることが簡単になりました。
例えば、株式会社を設立するにあたって必要な資金の最低金額に規制はありませんし、役員の人数も取締役1人いれば良い事になっています。
その一方で会社を設立してもすぐに立ち行かなくなり1年経たずと倒産する会社は少なくありません。
ビジネスにはビジネスにまつわる知識が必要不可欠であり、会社設立・起業も経営も慎重に行う事が大事だと分かります。
その際に設立から業務まで力をかしてくれるのが税理士です。
会社設立・起業を依頼できる専門家
会社は前項にある通り個人だけの力でも設立が可能ですが、専門家に相談して作った方が会社設立・起業が確実にできる為、後々の面倒ごとには出くわす事がないでしょう。
会社設立・起業を依頼できる専門家は司法書士、行政書士、弁護士と様々ですが、設立のサポートに加えて設立時から税理士に頼むのが一番お金に強い土台作りが可能です。
税理士はその業務上、中小企業の経営実務全般を把握しているので、中小企業の会社設立・起業には税理士に依頼するのがおすすめです。
税理士の仕事とは
税理士という仕事を簡単に言えば、税と会計の専門家です。
その業務は税務のみならず、顧問契約を結んでいた場合は会社経営のブレーンとしても活躍できるほどに多岐にわたります。代表的な仕事内容で言うと、帳簿を管理し、確定申告を代行してくれる事があります。
自分で何度も税務署に通わなくても、税理士が全部済ませてくれる場合、会社経営での負担が軽減します。
効率の良い経営には必要不可欠な存在と言えます。
税理士に会社設立・起業を依頼したい理由
それでは税理士に会社設立・起業を依頼したくなり理由を紹介します。
税理士に会社設立・起業を依頼したい理由1:お金に強い会社ができる
税理士は税務や会計のエキスパートなので節税の為に有利な会社設立・起業をサポートしてくれます。
行政書士に依頼すれば設立に関する手続き全てを代行してもらえますが、税理士に相談せずにしくみを作ると、資金繰りや税務手続きに無駄が発生し得ます。
お金にフレキシブルな会社設立・起業を目指すには税理士に相談するのがいいでしょう。
初期費用や設備投資などで会社設立・起業当初は何かとお金が必要なケースが多く発生しますが、その際に資金繰りや節税について対策できているといないではその後の経営のしやすさに大差が生じます。
税理士に会社設立・起業を依頼したい理由2:税金対策ができる
会社経営には、法人税をはじめとした源泉所得税、特別地方法人税、事業税など、サラリーマンなど雇い主がいる納税者より支払わなけらばならない税金は確実に増えます。
その為、会社にまつわる税金は個人として生きてきた中では仕組みを理解できていないものが多く存在します。
税理士はその名の通り税務の専門家なので、税金の計算や申告を代わりに行ってくれます。
税金は定められた金額を納めるのは義務ですが、誤って過大に納税しても、税務署が自発的に返してくれることはありません。
お金を無駄にしないためにも、税金に強いことは会社にとって必要な力になります。
税理士に会社設立・起業を依頼したい理由3:税理士が他の専門家にアクセスしてくれる
税理士と顧問契約を結んでおけば、他の企業の困り事や悩み事解消のサポートをしてくれる専門家につなげてくれます。
税理士は1人で複数の会社法人との顧問契約を結んでいるだけではなく、多くの士業と連携しており、更に多くの事例をその身をもって経験しているため、自分の業務範囲外でも解決策に導く力を持っています。
専門家選びは、問題の把握とそれを適切に処理できる専門家の特定が必要で困難が伴います。
そういった際にも、常に会社の経理や税務を把握してくれている顧問の税理士がいると、スムーズに解決へ見通しを立ててくれるでしょう。
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かかりつけ医のような存在の税理士
税理士は多くの会社と行ってきた仕事経験と会社のお金にまつわる知識の豊富さから、さながら会社にとってのかかりつけ医のような存在です。
会社設立・起業や経営、その事務作業に至るまで「知らなかった」では済まない事態が多く発生しえます。
それは、単なる損益だけでなく法律に違反して罰則が発生する可能性も考えられます。
自分で会社設立・起業は可能ですが、事業を末長く繁栄させる為にも、まずは足元から着実に税理士と創り上げていく事をお勧めします。